【悩みのるつぼ】「結婚も昇進もできず中途半端な自分」をREBTで解決する
悩みのるつぼ 相談者(50代女性)
事務と営業の仕事をしている50代の女性です。先日、社内の昇進試験を受けるよう声をかけられたのですが、実力と運が不足しているのかかないませんでした。周囲を見渡せば結婚して、子育てもして、管理職に就いている女性もいるなか、私は中途半端で何も成し遂げていないように思えます。結婚や昇進が全てじゃないとは頭で分かっているつもりですが、やっぱり落ち込みますし、他人から自分のような人間はどう見られているのだろうかとも気になります。どういう気持ちで生きてゆけばいいのでしょう
(朝日新聞 「悩みのるつぼ」より)
上記のお悩みをREBTのセルフヘルプフォームを使って解決してみましょう
Table of Contents
逆境(Adversity)の特定する
彼女の逆境(Adversity)は社内の昇進試験に受からなかったことですね。
重要なA(Critical Adversity)を特定する
彼女は社内の昇進試験に落ちたあと、周囲と比べて自分が「中途半端で何も成し遂げていないように」思え、
落ち込みますと述べています。
では「周囲と比べて自分は劣っていると感じるとき」の中で特に苦痛を感じる部分はなんでしょうか?
周囲と比較して劣っている部分として彼女は「結婚もしていない」「子育てもしていない」「管理職にもなっていない」という3点をあげていますね。
この3点が重要なA(Critical Adversity)といえるでしょう。
この3つを手にいれられなかったことは、彼女にとってとても重大なことだったようです。
結果(Consequence)を確認する
不健康でネガティブな感情(UNE: Unhealthy Negative Emotions)は「落ち込み」ですね。
自滅的な思考は「他人から自分のような人間はどう見られているのだろうか」
そして自滅的な行動は「どういう気持ちで生きていけばよいか」と悩むことといえますね。
文には書いていませんが悩むことで不眠や注意散漫などの状況もあるかもしれません。
目標 (Goal)を設定する
目標となる感情は健康でネガティブな感情(HNE: Healthy Negative Emotions)です。
UNE「落ち込み」に対するHNEは「悲しみ」ですね。
目標となる建設的な思考は「人にどのように見られようとも自分は自分。自分らしくいきればよい」とかでしょうか。
建設的な行動は「他人に惑わされることなく、今、ここを生きていくこと」なのではないでしょうか。
頑なで極端な態度(Rigid and Extreme Basic Attitude)を特定する
ここは想像になってしまいますが、例えば
「働く女性は結婚、出産、昇進のどれか一つはできているべきである。50歳にもなって結婚も子育ても昇進もできていない私は価値がない」が頑なで極端な態度(Rigid and Extreme Basic Attitude)と考えることができるのではないでしょうか。
柔軟で極端ではない態度(Flexible and Non-Extreme Basic Attitude)に置き換える
上記の頑なで極端な態度(Rigid and Extreme Basic Attitude)を柔軟で極端ではない態度(Flexible and Non-Extreme Basic Attitude)に置き換えてみましょう。
例えば
「働く女性は結婚、出産、昇進のどれか一つはできていた方がよいが必ずしもそうあるべきとは言えない。50歳にもなって結婚も子育ても昇進もできていないからと言って私は価値がないとはいえない」と考えられます。
2つの態度の検証(Examine Your Attitude)してみましょう。
先ほどの
頑なで極端な態度(Rigid and Extreme Basic Attitude)
「働く女性は結婚、出産、昇進のどれか一つはできているべきである。50歳にもなって結婚も子育ても昇進もできていない私は価値がない」
柔軟で極端ではない態度(Flexible and Non-Extreme Basic Attitude)
「働く女性は結婚、出産、昇進のどれか一つはできていた方がよいが必ずしもそうあるべきとは言えない。50歳にもなって結婚も子育ても昇進もできていないからと言って私は価値がないとはいえない」
を3つの視点(現実的か? 論理的か? 自分にとってどちらがメリットがあるか?)で検討していきます。
現実的には
結婚も、出産も、昇進もできている人もいますが、そうじゃない方も多いでしょう。
論理的には
結婚も、出産も、昇進もできている人は価値がないといえるのでしょうか? そういった法則も決まりも、証拠もないですね。
メリットがあるかどうかであれば
頑なで極端な態度(Rigid and Extreme Basic Attitude)をもつことで、不健康でネガティブな感情を引き起こしているので、メリットがあるのは柔軟で極端ではない態度(Flexible and Non-Extreme Basic Attitude)といえるでしょう。
効果的で新しい態度と行動(Effective New Beliefs and Behaviors)を目指す
柔軟で極端ではない態度(Flexible and Non-Extreme Basic Attitude)を取った時、どのように感情、行動、思考は変化するでしょうか?
最初に設定した目標に近づきそうでしょうか?
目標とした感情:「悲しみ」
目標とした建設的な行動:「人にどのように見られようとも自分は自分。自分らしくいきればよい」
目標とした建設的な行動:「他人に惑わされることなく、今、ここを生きていくこと」
実際にイメージしてみることをお勧めします。
イメージして目標とするものに近づきそうであるなら、日々柔軟で極端ではない態度(Flexible and Non-Extreme Basic Attitude)が定着するように意識していきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このようにREBTでは構造的に考えることにより、心理的な問題を自分自身で解決することができます。
是非セルフヘルプフォームを利用して自分の心理的な問題を解決していきましょう!