「ラショナルリビングの会」に参加してきました   

ラショナルリビングの会 1日研修会レポート

日時: 2025年2月8日(私の57歳の誕生日の翌日)
場所: オリンピック記念青少年総合センター

2025年2月8日、ラショナルリビングの会が主催する1日研修会に参加しました。今回はREBTのグループセラピーについて深く学ぶ貴重な機会となりましたので、その様子をレポートします。


午前の部:A.エリス博士の「REBTグループセラピー」ビデオ視聴と学び

午前中は、アルバート・エリス博士による「REBTグループセラピー」の映像を視聴しました。エリス博士がクライアントに対して積極的に質問を投げかけ、鋭く掘り下げていく様子がとても印象的でした。

視聴後のディスカッションでは、「来談者中心療法とは異なるアプローチだ」との意見が多く挙がりました。この違いについて、ファシリテーターの先生から以下のような説明がありました。

  • 来談者中心療法(PCT)は、クライアントの価値観を明確にすることを目的とする。
  • REBTは、クライアントの問題の構造を明確化し、非合理的信念を修正することを目的とする。

この説明を受けて、REBTの理論的枠組みについての理解が深まりました。

また、講師の菅沼健治先生(松陰大学教授、聖徳大学名誉教授)から、「今回視聴したビデオはデモンストレーション用であり、実際に自分が陪席したグループセラピーでは、セラピストはここまで積極的に話すことはなかった」という貴重な補足がありました。実体験に基づく解説は、理論と実践の違いを知るうえで非常に有益でした。


午後の部:REBTグループセラピーの実践

午後は、参加希望者によるREBTグループセラピーの実践を行いました。セラピスト役は菅沼先生が務め、3名のクライアントに対してセッションを実施しました。

実際に間近で菅沼先生のセラピーの様子を見学でき、非常に学びの多い時間となりました。特に、「REBTはあくまでツールである」という菅沼先生の言葉が印象に残りました。


研修を通じての学びと課題

今回の研修を通じて、REBTのグループセラピーを学ぶ貴重な経験を得ることができ、その有効性を実感しました。ただし、研修時のセッションでは以下のような課題も見られました。

  • グループセラピーの雰囲気: 午後のセッションは、菅沼先生がセラピストを務めたためかもしれませんが、他の参加者の関わりが少ないように感じました。グループセラピーというよりも「菅沼先生のデモセッション」の見学とも感じました。個人的にはもう少し他の参加者とクライアントの関わりが見てみたかったです。
  • 心理的健康度と参加要件: 当日、グループセラピーには「心理的な健康度が高い人が適している」との説明が随所にありました。発達障がい者の治療にグループセラピーが有効か否かの判断をしたかった私にとっては望ましくない情報でした。しかし後日、当日は時間の関係で触れられなかった配布資料(理性感情行動療法への招待 アルバートエリス ウィンディドライデン著 実務教育出版)を確認すると、「(グループセラピーの参加者には)ひどい神経的な障害、社会病理的な症状、境界級の症状、そして精神的な障害が含まれる」とし記述されていました。一方除外されたものは「粗野、多弁、極端に自閉的、敵意がある人」であるとし、まずは個別のカウンセリングを受けた方がよい」との記載がありました。さらに続けて「これらの人は場合によっては個別セッションに戻ってもらったが、その数はわずか(28年間で15人)であった」となっていました。この情報は私にとっては朗報でしたが、同日の説明と資料の内容に若干のギャップを感じました。

まとめ

今回の1日研修会を通じて、REBTグループセラピーの理論と実践について深く学ぶことができました。

今後の発達障がい支援に適用できそうです。

今後も引き続き、REBTの学習を進め、実践に活かしていきたいと思います。

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